[イギリス]食べられる宝石

こんにちは。私は研究に煮詰まるとチャリティーショップ(寄付されたものを売って、その売上金を慈善活動に回すお店)を周って気分転換するんですが、先日3ポンドくらいでキラキラしたブレスレットを購入しました。私の一番すきな色の藤色で、透明感のある見た目がすごく気に入りました。


キラキラしたブレスレットを眺めながら、ふと、こんなキラキラしたものを口に入れたい、食べたいと思いたちました。

ネットニュースなんかで話題になっていた琥珀糖がこんな風にキラキラしていたかもと思い検索すると、寒天+砂糖+水+色づけのシロップのみでできてしまうそう。偶然にも先日帰省した時に粉寒天を買ってきていたので、帰りに色づけ用のぶどうジュースを購入し、帰宅しました(本当は糸寒天から作ると良いらしいですが、粉寒天でもできました)。


夜中10時頃からコトコトと寒天と砂糖水をなべて火にかけ、寒天と砂糖が解けて粘度が出てきたら、ぶどうジュースの入ったタッパーに流し込み、自然に固まるのを待ちます。


次の火の朝、クッキングペーパーをひいた上にナイフでざくざくと切った寒天を並べました。 


ちょっと粗めに切るくらいが鉱物感が増すような気がしました。ひたすら放置して一週間、そろそろ表面がぱりぱりしてきたので食べようと思います。

玄米茶と一緒にいただきます。味は砂糖の甘さ一択ですが、見た目がこんなキラキラしているので許してください。

本当はブレスレットみたいな藤色にしたかったのですが、ぶどうジュースのみではワインレッドが限界でした。ネットを探すと本当に綺麗な青だったり紫の琥珀糖がみられます。次はブレスレットみたいな藤色にしたいです。


それにしても綺麗で洒落た茶菓子ですよね。大量の砂糖は使いますが、それでもイギリスの典型的なおかしよりはカロリーも相当抑えられていると思います。あと、寒天なので、ビーガンも楽しめます。
 
そういえばエジンバラは先週桜が至る所で満開でした!朝夕寒いせいか、長いこと咲いています。こちらの桜はソメイヨシノではなく八重桜のようで、花が大ぶりでゴージャスです。 

桜並木を歩いていると、日本にいる大切な人達を思い出して、少し泣きそうになりました。

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