【番外編】[フィンランド]本場のシナモンロールの作り方:How to make the Finnish cinnamon roll (called Korvapuusti)

Moi!! こんにちは!! 番外編としてフィンランドからAnnaがお送りします.
# お仕事の都合で,2015年9月〜12月までフィンランドでお一人様lifeを楽しんでいます.

さてさて,フィンランド人のお友達のママから,フィンランド式シナモンロール(フィンランドでは"Korvapuusti"と呼ばれています)の作り方を学んだので,そのレシピを書き記していこうと思っています.とーっても美味しいのでオススメです♡
特に日本に売ってるシナモンよりも海外で売っているシナモンの方が風味も強いので,美味しいシナモンロールができると思います.


【材料】約20個程度(天板2枚程度)
***シナモンロールの生地***

  • 牛乳 or 人肌程度に温めたお湯 500cc
  • 酵母 50g
  • 塩  Teaspoon(5ml/1tl)で1と1/2
  • 卵 1個
  • 砂糖 2dl(ヘルシーにしたければ1.6dl程度でも良い)
  • 小麦粉 15dl
  • バター(生地用) 200g
  • バター(生地に塗る用) 適量
  • 粉砕したカルダモン 小さじ1
  • シナモンパウダー 25g
  • グラニュー糖 適量



***装飾用***

  • 溶き卵 1個
  • ワッフルシュガー 適量
  • アーモンド 適量

【作り方】
Step 1:シナモンロールの生地を作る

  1. 大きめのボールに人肌程度に温めたお湯を入れ,酵母と卵を入れる.
  2. 1のボールに塩と粉砕したカルダモンを入れる.
  3. 砂糖も入れ,ミキサーで一気に泡立てる.
  4. ある程度泡立て終わったら,小麦粉をゆっくり入れ,再度ミキサーで混ぜる.なお,小麦粉はふるいに掛けなくて良い.
  5. ある程度生地っぽくなってきたら,ミキサーを止め手で生地を押し混ぜる.手で混ぜる時のポイントは,グーの手の状態のまま生地を押しこむように混ぜ合わせる.
  6. 生地がある程度まとまってきたら,バターを入れ,再度手で混ぜ合わせる.
  7. 生地がまとまってきたら小麦粉(分量外)を生地の上に古い,30分程度生地を休める.
  8. 生地がふわっと膨らんできたら,ボールから生地を取り出す.

Step 2:シナモンロールの形を作る
  1. 作業台の上に小麦粉をまぶし,生地が作業台にくっつかないようにする.
  2. 麺棒で生地を平らになるまで伸ばす.
  3. 平らに伸ばした生地にバター(分量外)を木べら等を用いて満遍なく塗る.
  4. シナモンパウダーを生地全体に満遍なく振りかける.シナモンパウダーもバター同様,均等になるようにする.
  5. グラニュー糖もシナモンパウダーと同じ要領で満遍なく振りかける.
  6. バター,シナモンパウダー,グラニュー糖が生地全体に振りかけ終わったら,手前から奥に向かって手巻き寿司のようにくるくると巻く.
  7. 生地を各々の方法で切り,シナモンロールの形を作る.
    【フィンランド式の切り方:The traditional "Finnish" style】
       フィンランドでよく見るシナモンロールの形です.
       - くるくると巻いた生地を左端から順番に斜めに切る.

       - 上から見ると台形になるので,下辺が平らになるように置き,渦巻と平行になるように指で切り込みを入れる.

       - 完成型はこちら★

    【お店でも売ってそうな美しい切り方:The normal style】
     フィンランドで有名なドーナツ屋さんのArnoldでもこの形のシナモンロールが販売されていました.
       - くるくると巻いた生地を均等に切り分ける.
       - マフィンカップの中に入れる.

       - 完成型はこちら★

    【スウェーデン式の切り方:The traditional "Swedish" style】
       このレシピを教えてくれたお友達のママはHalf swedishでもあったので,スウェーデン式のシナモンロールの切り方も伝授してくれました.
       - 上記Step2の6で生地をくるくる巻かず,半分に折る.

       - 左端から細く均等に切り分ける.(ピザカッターがあると切りやすいので便利)
       - 細く切った生地の左端と右端を持ち,左右異なる方向に生地をくるっとねじる.

       - 生地を軽く結び,結目を上に向ける.
       - 完成型はこちら☆
  8. 各々のシナモンロールにヘラを用いて溶き卵をムラ無く塗る.
  9. ひとつまみ程度のアーモンドとワッフルシュガーを各々のシナモンロールにトッピングする.
Step 3:シナモンロールを焼く

  1. 余熱したオーブン(200〜225℃)で15〜20分程度焼く.
  2. 表面がきつね色になったら完成!
【補足】

  • 牛乳アレルギーだったり,ハイカロリーが気になる人はお湯で良いみたいです.お湯でもふわふわして美味しいので今回はお湯で作りました.
  • Teaspoonはヨーロッパの料理で頻用される計量方法であり,Teaspoon1杯は約5mlになるそうです.

それでは皆さま,Hyvää joulua(ヒュバーヨウルア:Merry Christmas)!!

5 件のコメント

  1. Annaさんはじめまして!
    12月で帰国されるんですね。
    北欧の食文化とても興味あります。

    ところでDLはデシリットルのことですか??
    ヨーロッパは計量数値が違うので戸惑ってしまいますが
    シナモンロール作ってみたいです。

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    1. Lioちゃんはじめまして!
      北欧の食文化に興味を持って頂けてとても嬉しいです!
      私自身は,正直北欧(特にフィンランド)の食文化に対して懐疑的だったのですが,今回のフィンランド生活でフィンランド料理が大好きになりつつあります!

      そうです,dlはデシリットルです.
      tlとか日本で見慣れない計量単位もあって戸惑いますよね.
      シナモンロールの分量は結構適当だったので簡単に作れると思います^^
      是非お試しくださいませ〜!

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  2. わ〜いアンナさんありがとうございます!シナモンロール、おいしそう〜〜

    このパンの写真を見て、懐かしのフィンランドのスーパーの菓子パン(見かけが美味しそうだから騙されて何度も買うんだけど、実際は不味くて最後まで食べきれないやつ)を思い出しましたww でも、このパンは本当に美味しそう!!!カルダモンが効いた焼き菓子、恋しいです。

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    1. いえいえ!こちらこそ素敵なブログに招待してくれてありがとう^^

      そう!まさにスーパーの美しく陳列された菓子パンを見るたび手が伸びそうになるんだけど,いつも「アンナさん!粉物は禁止って言ったでしょ!!」ってちひろーるの言葉を思い出してますw
      最近はフィンランド人のお友達が増えたので,フィンランド人オススメのパンとか食べ物を教えてもらう機会が多かったんだけど,ふつーに美味しい食べ物多くて驚いてるよw(でもxmas foodはやっぱり激マz...)
      カルダモンは海外の方が手に入るみたいなので,是非チャレンジしてみてね☆

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  3. Annaさんこんにちは。長いこと体調を崩してしまい、コメントが遅れてすみません。シナモンロールて自作できるんですね!!!感動しました。

    すごく食べたくなりましたー!そういえば、イギリスの友人もパンを自分のフラットで焼くと言ってました。ヨーロッパの料理はオーブンを使う物多いですよね。見習いたいです。

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